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作品紹介
アンカー作品_花を追え
『花を追え』ー仕立屋・琥珀と着物の迷宮ー
仙台の夏の夕暮れ。篠笛教室に通う着物が苦手な女子高生・八重はふとしたことから着流し姿の美青年・宝紀琥珀と出会った。そして仕立屋という職業柄か着物にやたらと詳しい琥珀とともに、着物にまつわる様々な謎に挑むことに。ドロボウになる祝着や、端切れのシュシュの呪い、そして幻の古裂「辻が花」……やがて浮かぶ琥珀の過去と、徐々に近づく二人の距離は果たして――? 謎のイケメン仕立屋・琥珀と女子高生・八重の着物をめぐる和ミステリ。
第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品
〈目 次〉
一の裂 着物を着ると泥棒になる?
二の裂 呪いまじない、解くほどく
三の裂 花の追憶
四の裂 辻が花の娘
五の裂 花を追え
『旧暦屋、始めました』ー仕立屋・琥珀と着物の迷宮2ー
奈良で女子大生となった八重は着物の店を始めた琥珀の下でバイトの日々。店には着物を巡る謎が持ち込まれて……
親元を離れ、奈良で大学生になった八重。それを追うように天才和裁士・琥珀は近くで着物の仕立屋“旧暦屋”を開いた。バイトを引き受けた八重と和の知識豊富な琥珀の元には次々と着物を巡る事件が持ち込まれる―
人形に隠されたメッセージや模様柄が語る恋の罠、“旧暦屋にない蜜”の謎…いつも思わせぶりな琥珀に心揺れてしまう八重。古都に恋の花は咲くのか?
第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作品『花を追え』 続篇
〈目 次〉
旧暦屋、始めました
セルの頃
小さく満ちて
花色衣
八重の一番長い昼
アンカー 作品_旧暦屋
『祈りの守』 ー仕立屋・琥珀と着物の迷宮3ー
女子大生・八重が通う奈良町の仕立屋〈旧暦屋〉では、七夕が近付き、浴衣イベント開催の傍ら、寺と提携し、古裂を使ったお守り〈祈りの守〉の販売を始めた。だが、妻にお守りを贈られた男が離婚の危機の印では、と訪ねてきて…。
柄に隠された裏の意味、旧家に遺る暗号、呉服屋の末裔を狙う詐欺、夏休み子供和裁教室に流れた涙の理由等。天才和裁士、琥珀が和と着物の謎を解き明かす!
金髪美僧も加わり、古都で恋と謎が交錯する。
第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞の好評シリーズ第3弾
〈目 次〉
葛に寄す
朝顔の姫はいずこ
七夕の宵に
祈りの守
アンカー 作品_祈りの守
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